治療機器のご紹介
※2020年12月時点 各社HPより引用
2011年に下肢静脈瘤に対する血管内治療が保険適用となり、以降は従来のストリッピング治療に変わり標準治療となっています。血管内治療の正式な手術名称は「下肢静脈瘤血管内焼灼術(かしじょうみゃくりゅうけっかんないしょうしゃくじゅつ)」と言います。焼灼(しょうしゃく)という名の通り、下肢静脈瘤の原因となっている異常血流に対して、血管の内側から熱を加えて治療を行います。現在日本において焼灼に使用できる治療機器はレーザーもしくは高周波による熱焼灼になります。
レーザー治療、高周波治療どちらも血管内にカテーテル(細い管)を挿入して治療を行うという同様の手技になりますが、血管の中で熱を発生させるメカニズムが異なるため個々の患者様に、より適切な治療法を選択することが術後の成績の向上につながります。